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時代によって、いろいろなものが変化していきますが、
朝食もそのひとつです。
もともと米食でしたが、だんだんとパン食に移って
いきました。
この背景には、忙しい朝には、手軽なパンの方がいいと
いうことがあげられます。
マンガでも、朝寝坊した日は、パンをくわえながら、
走って学校へ登校するシーンが描かれています。
そして、現在は、手軽さと栄養バランスをかねそろえた、
「第三の朝食」として、グラノーラが増えてきています。
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グラノーラってなに？
シリアル食品の一つです。
シリアル食品とは、トウモロコシ、米、大麦、小麦などに
熱を加え、調理して薄く平らな形にしたものです。
おなじみなのは、トウモロコシをこのような形にしたもので、
コーンフレークと呼ばれています。
昔テレビのCMでやっていた、『ケロッグ コーンフロスト』が
有名ですよね。
牛乳をかけて食べるだけなので、簡単に朝食をすますことができます。
そのうえ、栄養もしっかり摂れるということで有名になりました。
グラノーラは、燕麦（エンバク）を中心に、麦、玄米などの穀物と
ナッツ類やドライフルーツなどを混ぜて調理したものです。
最近では、これを略して、『フルグラ』と呼び、ここ数年では、
カルビー『フルグラ』の売り上げが好調！！
２０１３年度の売り上げは、約９５億円もあったそうです。
このように近年、「第三の朝食」として人気のシリアル食品ですが、
手軽さだけでなく、ダイエット効果を期待している人も多いようです。
グラノーラにダイエット効果があるのか？
結論を言ってしまうと、
やせる人はやせるし、やせない人はやせない！！
なんだかあたり前の話ですが・・・
その訳は、太る理由を考えるとわかります。
太る理由とは
太る一番の理由は、食べすぎです。
食べすぎと言っても、量ではなくて摂取カロリーにあります。
なぜなら、 摂取したカロリー以上にカロリーを消費すれば、
基本的には太らないからです。
消費カロリーを計算してみよう！！
まず、標準体重を求めます。
計算式は、
標準体重（ｋｇ）＝ 身長（ｍ）× 身長（ｍ）× ２２
次に、標準体重１ｋｇあたりの１日に必要なエネルギーを
求めます。
１日に必要なエネルギーの目安として
・デスクワーク、主婦など ３０ｃａｌ
・軽作業 ３５ｃａｌ
・重労働 ４０ｃａｌ
を使用します。
身長１５５ｃｍの主婦の人で計算してみましょう。
１５５ｃｍ＝１.５５ｍなので
標準体重＝１.５５×１.５５×２２＝５２.８５５ｋｇ
主婦の必要なエネルギー目安は３０ｃａｌなので、
５２.８５５×３０＝１５８５.６５ｃａｌ
となります。
ですから、１日の摂取カロリーが約１５８５ｃａｌをこえなければ、
標準体重より増加しないといえます。
※この計算の消費カロリーは、あくまでも目安です。
以上のことから、朝食をグラノーラにかえたらからといって、
やせたり太ったりはしません。
消費カロリーが同じ場合、摂取カロリーがかわるので、今までより
増えれば太る傾向に、減ればやせる傾向にあるということです。
大切なのは、自分の消費カロリーを把握して、摂取カロリーを
調整することです。
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